「音楽性について」の講義は人生についてでした

Jorge Tor­res氏のワークショップ最終日です。1コマ目は「音楽性について」。みんなで椅子を並べてホルヘさんのお話を聞きました。内容は、音楽性についてだけではなく、これはもはやタンゴを超えていました。人生について、です。

Every sin­gle step could be the last one.

この一言がすごく印象的でした。毎日一瞬一瞬、タンゴのステップ一つ一つが、人生で最後の瞬間になりうるということを忘れずに、生きていたいものです。

タンゴに限らず、人生におけるすべての瞬間がそうであるのに、誰かが言葉にして伝えてくれて、改めてそうでありたい、と感じました。ありがとう、ホルヘさん。

もうひとつ。

Be your­self.

誰かより上手であるとか、こう見せなくては、とか、そういった物はいっさい必要なくて、仮面を取り払って、プロテクトを取り払って、自分自身であること。それが、タンゴで一番大切。そしてそれは、現代に生きる私たち、特に、日本のような文化伝統のなかでは難しい事です。

でも、ホルヘは、私たち日本人が、いくら伝統文化があるとしても、物事を感じるという事が許されていないとは思わない、と。嬉しければ笑えばいいし、悲しければ泣けばいいのです。

自分自身であること。感じること、そして表現すること。タンゴは人生なのですね。

なんだかものすごく、気持ちがクリアになるような印象を受けた講義でした。ありがとう、ホルヘさん!

posted by : satoko

カフェティンIT事業部。2010年7月に数年ぶりに日本帰国、初の関西暮らしを始めました。活動拠点は地球です。IT divi­sion of Cafetin de Buenos Aires. A nomadic geek based on the earth.  Read more…

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